
HASSELBLAD 500C/M
紅葉時期に安芸の宮島へ
紅葉の方は一昨年の秋と同様、気温が下がらず残念な状況だったので期待はしていない
二年連続で紅葉が残念とはちと寂しい気もする
さて、僕の今回のお目当てはシカ
去年の秋口に県内の山間部で車を走らせていたらシカに出会った
シカを写真に撮りたいなぁ、と思った
・・・はっ!宮島!
と、いう訳
今回はいつかは旅のお供にぶら下げて行きたいカメラ、ハッセルを持ち出してみた
『ハッセルで旅に出たらどうなるか』
を、試す為でもあった
moreでハッセルを持ち出してみた感想を綴ろうと思う
よろしかったらmoreへどうぞー
『ハッセルを持って旅に出る』、はいつかは僕が実現させたい事だ。
通常、僕の旅のお供はフィルム一眼レフのFM3Aだ。
(冬ならばコートのポケットにトイカメラも)
小さく取り回しがいいので邪魔にはならず。
36枚撮りフィルムで見慣れぬ景色をガンガン撮るというスタイル。
ハッセルはと言うと大きくて重くて肩が凝る。
一日中ハッセルをぶら下げて歩き回るのははっきり言って苦痛だ。
そして12枚撮りフィルムという事でなんだか旅に向いてないような気がする。
せっかくの旅についついケチり根性が顔を覗かせてしまう恐れがある。
なにより個人的にはハッセルはじっくりゆっくりと撮るカメラのような気がする。
一人旅向きのカメラだと思う。
しかし僕はハッセルを持って旅に出たいのだ。
出たい気持ちはあるのだ。
今回は宮島に行くついでにハッセルを持って旅に出たら・・・を想定してみる。
さて、写真はフェリーの切符券売機がずらりと並んでいる前。
宮島へと七五三に向かう孫と祖母か。
これがこの日の一枚目の写真でなんとなく幸先の良いスタートが切れた気がした。
さて、フェリーに乗り込もうかと桟橋に向かうと工事中であった。
観光客の増加、老朽化に伴い湾岸整備中のようだ。
宮島というと山口県からは日帰りで軽い気持ちで行けてちょっとした旅気分も味わえるので人気の場所だ。
何年かに一度は、宮島にでも行く?と、どうにも予定の決まらない週末に軽いノリで行っちゃう感じ。
実際に僕も何度か来ている。
何度か訪れているしこれから先も何度か訪れるだろう場所の変わり行く様というのを
フィルムに残しておくというは意味があるように思えるがハッセル持ちのこの日はシャッターを切る事はなかった。
真四角に撮れるハッセルで工事現場を、周囲との景色をどう撮っていいのか分からなかったし
やはりケチった。
フィルムをケチってしまった。
36枚撮りフィルムを使用するFM3Aであったならば恐らく写真を撮ったであろう。
なるほど、ハッセルだとこうなるんだな、としみじみ思いながらフェリーに乗り込んだのである。