呉徒然⑦

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Nikon FM3A

瀬戸内の島の情緒を満喫しつつの島巡り

どうやらここらの島々は民宿が数軒あるよう

民宿に泊まり、何をするわけでもなく日がな一日海をぼぉっと眺める・・・

そんな旅もいいかもしれませんね

もちろんそんな旅にはカメラなんぞ不要、なにもしないのを楽しむ旅にはカメラなど不純物

まぁ、そんな旅を計画しても実際には出発前夜にニヤニヤとカメラの掃除をし

どのフィルムを持って行こうかと並べたフィルムをニタニタと眺め

朝には、うひょーいとカメラをかついで出発する僕がいるのでしょうが


続きはmoreへ
なんかもう…ごめん と言いたくなるほど長いです
お時間のある時にでもmoreへどうぞー






とびしま海道の目的地は大崎下島にある御手洗地区というところ。

なにやら江戸~昭和初期の建造物が混在する「重要伝統建造物保存地区」だと。

江戸から明治に潮待ち、風待ちの港として大いに栄えたと。

水夫相手の商売も繁盛し、4軒のお茶屋(遊郭)があり最盛期には300人もの遊女がいたと。

唐突になんだか僕の博学っぷりを披露した感じになりましたが実際は僕はここにはノリで来ました。

瀬戸内の島の雰囲気を味わいたいのと、なにやら古い町並みが残ってるらしいとただそれだけ。

へーそうだったんだと旅から帰ってこれらの知識を得たってわけ。

旅と言えば、なんの予備知識も持たず頭空っぽの方が楽しめるのか・・・

それとも最低限は下調べをし、ある程度の知識を得ていた方が楽しめるのか・・・

どちらが正解かは難しいところですがこの御手洗地区に関しては

知識を得てからの方がより情緒を感じれたのかも知れません。




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朝からなにも食べてない僕達はこちらの元遊郭だったというお店であなごめしを。

なごみ日和というブログをやってる僕にぴったりのお店ですね。

と言うかご飯食べれるとこはここぐらいしかないのかな。

まぁ僕はあなごが好きと言うよりタレが好きなだけなんですけどね。

正直、ご飯にタレをかけただけの『タレ丼・味噌汁付』で500円くらいのメニューがあればそちらを食べます。

喜んで食べます。嬉々として。




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あなごめしの写真を撮った後に恋人を撮ったはずの写真がこんなことに。

まぁ、こんなハプニングもフィルムならではな訳でおもしろいからいいんだけど旅写真の時はご勘弁願いたい。




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天気予報では夜から雨となってましたが小雨が。

いつ降り出してもおかしくない空模様だったけどここで降るかー。

まいったなー、傘をさしながら写真撮るのってめんどくさいんだよね。




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LOMO LC-A+

こちら町並み。

そう言えば呉旅行にはLC-A+も持って来てたんだっけ、ほとんど使ってなかったよ。




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LOMO LC-A+

こちら家々の玄関先に飾られた花。

なんだか分からないけど『粋』という文字が頭に浮かぶ。




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LOMO LC-A+

こちら匂いを嗅ぐ恋人。




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FUJIFILM NATURA CLASSICA 撮影者:恋人

こちら旅行中とあってはしゃぐ僕。

まぁ、旅行じゃなくてもだいたいいつもこんなもんだけど。

てっきりここは廻船問屋的な商売で儲けた商屋かなんかだと思ってたんだけど

旅行から帰ってからここが若胡子屋という遊郭跡だったと知る。

遊郭とは知らずにはしゃぐとは無知というのは恥に繋がるので注意が必要ですな。

ここは現存する遊郭では日本最古であり100人以上もの遊女が在籍した西日本一の遊郭だったそう。

ある事件をきっかけに遊女は99人まで、けっして100人以上は在籍させなかったようです。

気になる方は『おはぐろ事件』で調べてみてはいかがでしょうか。

ホラーが苦手な方は調べない方がいいかもしれませんが。




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FUJIFILM NATURA CLASSICA 撮影者:恋人

僕が商屋だと思い込んでる若胡子屋は遊郭の歴史だけでなく町の歴史も残されてました。

ふと恋人を見ると、恋人にしてはめずらしく年表のようなものに見入ってました。

なにがおもしろくてそんなに見てるんだいと僕も見てみると

中村春吉という日本で初の自転車世界一周無銭旅行を成し遂げた男の年表。

なるほどね、ぶっ飛んだ人が好きなキミが見入るわけだよ。

自転車で世界一周な上に無銭なんだもん。

変わり者で島の人達から変人扱いされてたって一文がよりキミの心をくすぐったんだろうね。




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Nikon FM3A

古い町並みにぽつぽつと洋風の建物があるのがこの町の特徴でしょうか。

なんだかよく分からない不思議な世界に迷い込んだような錯覚がしたな。

年末の為かまったく人気がなく静まり返った町は無音で一段とそう思ったな。




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あったんですねえ、日本にこんな場所が。




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窓の格子が変わってる家が多かったのも印象深い。

僕は『なんかいいな』ぐらいの感想しか持てないけど建築の知識なんかあったらよりおもしろいんだろうなあ。




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この島の子供はむちゃくちゃ元気がいいようだ。




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こちら日本で一番古い時計屋さん。

今も現役とは驚き。




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FUJIFILM NATURA CLASSICA 撮影者:恋人

こちら島に唯一あったという元映画館。

ここは恋人の方が上手く撮ってましたね。




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いい写真が撮れた手応えでもあったのか

『私はもういいから好きなだけ撮りなよ』といった風の恋人が僕の負けん気に火をつけてくれます。

いやー、ほんと自分が知らないだけでおもしろい所っていっぱいあるもんですねえ。

それにしてもつくづくこの町はノリで来るところじゃなかったな。

僕が行ったあの島は一体なんだったんだろうと気になって帰ってから調べてみたんだけど

色々な事を知ってから写真見返すと惜しいことしたなって。

まぁ、後から知るというのもそれはそれでおもしろいですけどね。

旅から帰ってからもまた楽しめるみたいなね。

二度おいしいみたいなね。




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島というのは中々奥深いものですねえ。

それにしても島巡りということで、島!港!漁師!と来れば猫!!

とびしま海道の島々ではさぞかし猫に出会えると思ってたけど一匹も出会えず。

まぁ冬だしこんなもんなのかなー。

えー・・・長々と旅行記が続いてしまってますな。

と、いうことで次回最終回。

では。

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Comment

ラサ | URL | 2015.04.24 00:02 | Edit
いいな~
なんて素敵な場所!
雨でもとても絵になっていますね。
いつか行きたい場所リストに加えようっと。
犬山にゃん太郎 | URL | 2015.04.24 13:54
理髪店のある小路風景いいですねえ、
僕きっと目の前にしたらカメラ向けてますわ(笑)

しかし、「雨の日もありかなあ。」という雰囲気が伝わってきました。

くっく | URL | 2015.04.24 20:48 | Edit
日本人とは思えないようなお子様の看板に超ウケてしまいました!
元気がいいというか遅刻寸前なのか?(笑)
どちらにしても素敵な標識。

床屋さんや古い町並みの写真イイですね~
セットじゃなくってほんとうにあるっていうのが素敵です。
四つ角って撮りたくなりますよね。
atushi | URL | 2015.04.25 18:51
>ラサさん

曇り空で残念、雨が降ってきてもっと残念と思ってましたが
帰る頃には雨で良かったなと思いましたね。

この辺りは島が多いようなので島巡りをしつつ
島ごとの違いを楽しむのもいいのかもしれませんね。
ラサさんの瀬戸内紀行なんて見てみたいですよ。
機会がありましたら是非。
atushi | URL | 2015.04.25 18:55
>犬山にゃん太郎さん

理髪店のある風景は思わず、おぉ…と声が出てしまいました。
ここまで島巡りをしつつこの場所までやってきたのですが
町の雰囲気がガラッと変わったこの場所は印象的でした。

そうなんですよね、僕も帰る頃には雨でもよかったなと。
天気が悪いのに良かったと思える場所に出会えて更に良かったです。
atushi | URL | 2015.04.25 19:00
>くっくさん

今の小学生は足が長くて、すらっとした子が多いですが
ずいぶん古そうなこの標識は未来を予見してたのかもしれませんよ(笑)

四つ角の入り口に味のある家なんかがあるともう最高ですよね。
大いに栄えたとの通り、昔は本当に栄えてたんだろうなと感慨深い町でした。

ってくっくさん尾道いいですね!!
尾道と萩は年に一度は行きたい場所です。
うっしー | URL | 2015.04.27 11:53 | Edit
こんにちは。
代休なう(笑)な、うっしーです。
御手洗は数年前の年の暮れに、友人に車で行ったことがあります。
例の小学生(笑)や、水色の板塀で囲まれた独特な雰囲気の建物、
それから、テレビでも取り上げられたことがある時計屋さんなど、
ぼくも撮り歩きましたが、「元映画館」は気づきませんでした。
それから、ホラーなお話も(汗)

大崎上島は御手洗のある下島ほど観光スポットは見つかりませんでしたが、
日本家屋5階建ての家があったり、かつての賑わいを彷彿とさせる建物も残っていました。
機会があればぜひに(^^)(もしかして、次回の記事は上島ですか?)
atushi | URL | 2015.04.27 23:35
>うっしーさん

こんばんは。
すでにGW連休なう(笑)な、atushiです。

うっしーさんも行かれてましたか。
数年前に、とびしま海道という言葉を聞いた事があるぐらいの認識でしたが
時計屋さんと元映画館、大いに栄えてたというのは観光サイトをチラ見で行きました。
ここまでの規模とは思わず楽しめましたね。
まさか怖い話まであるとは・・・(笑)


大崎上島、帰って調べていたら島マニアと言うのか古町マニアというのか
そのような方のブログがいくつかありました。
大崎上島もなにやら気になる島ですね。
いつの日か瀬戸内全島制覇をしてみたいものです。
(次回の記事はもうUPしてますが呉はあまり関係ないです笑)
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